ドルなんか買ってどうしているの?
ドルで毎月、定額分を購入しています
メリットはあるの?
細かな手数料を気にしているよ
外貨決済
- 目的
- 手法
- 具体的手順
目的
外貨決済の目的は為替相場を経験して手数料を把握する事です。
米国株を購入している以上、ドル相場は欠かせません。
米国株の円での評価額はドル相場が影響します。100ドルで買った株はドル相場によって評価額も変わります。
毎月、ドルを購入する事により相場感を体験して、相場の仕組み・からくり・法則を自分なりに会得したいと考えています。
手法
私は毎月、定額分の円をドルに変換して米国株を購入しています。ドルコスト平均法と言われる手法になります。
どのタイミングで株を買って良いかは永遠のテーマだと感じます。一括投資、分散投資どちらが良いのかと言う議論にもなります。株価が低い時に買いたいですが、素人がそのタイミングを見出す事は出来ないと考えます。
投資信託など価格が変動する商品を一定金額購入していくと、基準価額が低いときには多くの数量(口数)を、基準価額が高いときには少ない数量(口数)を購入することになります。この結果、毎月同じ数量(口数)を購入する場合にくらべ、平均購入単価を安定させる効果が期待できます。
三菱UFJ銀行
投資した銘柄はほとんど売却するつもりはありません。指数に連動したインデックス投資が基本になります。一部の銘柄は爆上げを期待した成長戦略株になります。
方法
SBI証券の場合
SBIハイブリッド預金から代表口座に振替します。
住信SBIネット銀行の外貨普通預金
- 円を米ドルに変換する
- 1日待つ
SBI証券で外貨入金
- SBI証券口座に「外貨入金」→手数料4銭
マネックス証券の場合
- 外国株管理を開きます。
- 振替ボタンをクリックします。
- 必要な金額を入力します。
過去の為替レート確認方法
- SBI証券の場合は、住信SBIの外貨普通預金 約定一覧
- マネックス証券の場合は、外国株管理から口座情報の取引履歴
上記項目で確認できます。
実績
- 購入記録
- 購入履歴
- 為替相場
2023年9月の記録
・SBI証券
・マネックス証券
2023年10月の記録
・SBI証券
・マネックス証券
履歴
毎月、変換した結果は下記の通りです。
2021年の10月から円安が急激に進み、ドル買いを躊躇っていました。ルールを決めても実行出来ないと意味が無いですね。2022年からはコツコツと再び買い進めました。
2023年は毎月14万円を購入予定です。為替をしっかり追って平均単価を市場に合わせていくだけです。
・累積
マネックス証券 | SBI証券 | 合計 | |
2020年 | 106.83 | 106.77 | 106.80 |
2021年 | 109.08 | 108.61 | 108.87 |
2022年 | 127.25 | 129.98 | 128.76 |
2023年 | 138.97 | 138.73 | 138.86 |
累積 | 117.11 | 117.82 | 117.47 |
現在の総平均は117.47円(前月比+0.86円)となります。
単純に今まで購入したドルを円に戻した場合、現在の単価149.85円で計算すると、為替差損率が+27.6%となります。
ドル円相場
2023年8月までの円/ドル推移は下記の通りです。
2023年10月までの円/ドル推移は下記の通りです。
2020年はコロナショック時は乱高下しましたが、1年を通して5円ほどゆっくり円高へと推移しました。
2021年は春先に一気に5円ほど円安となり、年末に向けさらに5円ほど円安に推移しました。
2022年は春先から急激な円安進み結局151円まで推移しました。どこまでも円安が進む状況でありかなり相場が荒れていました。年末に向け円高に推移し129円まで戻りました。
現在はまた円高方向に推移しています。まったくドルが増えていないことが実感できます。
為替を考慮すると、米国株を円で評価すると、円高だと評価額が下がり、円安だと評価額が上がります。
まとめ
去年は為替介入もあり出入りが激しい相場となりました。毎月ドルを購入して市場平均を受け入れるのみです。
毎月、コツコツとドル購入のおかげでドル購入平均単価もさほど影響を受けません。これからも継続してドルを購入して、投資を続けていく軍資金とします。
ドルで米国株を買うメリットは、ドルベースの損益が分かったり、為替の影響を除いた詳細が分かります。
自国通貨と世界最大の通貨を上手く扱っていきたいですね。
今後も毎月ドルを買い続けます。
よろしければ、応援お願いします。
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