積立投資と一括投資のシミュレーションします。VOO・SPYD・QQQ結局勝つのはどの銘柄なのか。

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管理人のれいしんです<br>
管理人のれいしんです

私は2020年から米国株投資を始めました。

米国株投資を始める目的は、経済的自立になります。

目標金額はズバリ1億円です。

2040年までの20年間という時間軸で考えています。

毎月、20万円分の米国株を買うルールを設けています。

投資模様・生き様をこのブログで紹介します。

積み立て投資って安全なの?

一部の例として紹介されているね。

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一括投資は危険なの?

そのあたりを検証してみたよ。

今回の記事のポイント

  • 一括投資と積立投資の違いが気になる方
  • VOO,QQQ,SPYDの投資方法によるシミュレーションが気になる方
  • 来年の投資方法の参考にしたい方

投資方法の違いについて

一括投資

三井住友銀行より

一括投資の場合、購入時点の価格よりも、ファンドの基準価額が上昇すれば、資産総額もその分上昇します。しかし、基準価額が下落すると、資産総額もその分だけ下落します。

運用初期段階から、高額の資産を運用するため、積立投資に比べて値動きが大きくなる傾向にあります。

高い収益を狙うことも可能ですが、大きな下落の可能性もある、ハイリスクハイリターンの投資方法です。

三井住友銀行より

積立投資

三井住友銀行より

積立投資の場合、一括投資に比べ、一回の購入額が少額なため、基準価額の下落による資産総額への影響を小さくすることができます。
積立初期段階は、投資資産額が少額なため、価格変動の影響は少ないですが、投資期間の後半になり、資産総額が高額になるにつれて、値動きが大きくなります。

一括投資よりも、安定的に運用できることが特徴ですが、価格上昇の恩恵は一括投資に比べて少なくなる、ローリスクローリターンの投資方法です。

三井住友銀行より

My投資ルールと疑問

私は毎年、投資金額を決めています。その投資金額を年初に証券会社に入金しています。その金額を月単位で分割して毎月20万円を投資しています。

一つ疑問に思いました。毎月、積立投資した場合と年初に一括投資した場合のリターンの違いです。毎月の積立投資はリスクを分散される代わりにリターンも分散されると言ったイメージです。一方、一括投資の場合は時間と言う基軸の概念が加わり、よくわからないイメージです。

そこで今回は、毎月積み立て投資と年一括投資の違いをシミュレーションします。銘柄はVOO、SPYD、QQQになります。

投資シミュレーション

シミュレーション条件

  • 毎年の資金は120万円(一般NISAの限度額)
  • 購入タイミングは月初。(前月の終値)
  • 毎月積み立て投資は、毎月10万円分を購入。残金は翌月に繰越。
  • 一括投資は、年初に120万円分を購入。
  • 為替は110円/ドル

VOOとは

バンガード社が発行する米国上場投資信託の一つです。

インデックスはS&P500になります。

運用資産は251億ドルで全ETFのトップ10内です。

経費率は0.03%です。

要するに米国主要500社のインデックスにまるまる投資が出来るパッケージ商品です。

ETFの王様のような存在ですね。

VOOシミュレーション結果

1月から10月までの計算例(100万円分)
年一括投資月積立投資
月末単価数量購入額数量購入額繰越
202012343.7268,9362687222
2021340.231,021110
2021349.62699320
2021364.331,093136
2021383.62767278
2021386.131,15829
2021393.52787151
2021403.22806254
2021415.12830333
2021394.431,18359
    合計268,936249,032

年一括投資は、9,091ドル(100万/110円)/343.7ドル=26.45…よって26株となります。

月積立投資(12月)は、909ドル(10万/110円)/343.7ドル=2.64…よって2株、繰越は222ドルで次月の購入金額に上乗せします。

現在の株価は414.6ドル(2021.10.22現在)になります。

年一括投資の結果は、損益率+21.2%、損益額+1,895ドル

月積立投資の結果は、損益率+10.7%、損益額+966ドルになります。

過去5年の結果

損益率を1年単位で比較しています。年一括投資が圧勝しています。コロナショックの2020年は積立投資方が結果が良かったです。

過去5年の合計をまとめます。

年一括投資:損益率+74.8%、損益額+47,080ドル(517万円)

月積立投資:損益率+65.4%、損益額+39,846ドル(438万円)

過去10年の結果

損益率を1年単位で比較しています。年一括投資がやはり圧勝しています。

過去10年の合計をまとめます。

年一括投資:損益率+157.6%、損益額+167,204ドル(2,027万円)

月積立投資:損益率+121.1%、損益額+137,601ドル(1,668万円)

VOOのチャート
yahoo financeより

投資対象が右肩上がりだと年一括投資の方が有利なのが分かります。時間的になるべく早く投資して有利になる理由は投資対象がその後に上昇する期待があるのが前提ですね。

SPYDのシミュレーション結果

1月から10月までの計算例(100万円分)
年一括投資月積立投資
月末単価数量購入額数量購入額繰越
20201232.92759,0592788920
202133.62790722
202136.82592110
202138.52388634
202140.22392518
202141.62291611
202140.12288238
202139.52390939
202140.42393018
202139.12390028
合計2759,0592389,063

年一括投資は、9,091ドル(100万/110円)/32.94ドル=275.98…よって275株となります。

月積立投資(12月)は、909ドル(10万/110円)/32.94ドル=27.59…よって27株、繰越は20ドルで次月の購入金額に上乗せします。

現在の株価は41.03ドル(2021.10.22現在)になります。

年一括投資の結果は、損益率+24.6%、損益額+2,224ドル

月積立投資の結果は、損益率+7.7%、損益額+702ドルになります。

過去5年の結果

損益率を1年単位で比較しています。年一括投資の方が僅かに有利な結果です。コロナショックの2020年は年一括投資が-18.4%、月積立投資がー8.2%となっています。

過去5年の合計をまとめます。

年一括投資:損益率+19.3%、損益額+12,231ドル(134万円)

月積立投資:損益率+18.3%、損益額+11,573ドル(127万円)

SPYDのチャート
yahoo financeより

投資対象があまり変動しない場合だと、年一括投資と月積立投資の差が少ないですね。このような場合は、時間的に早く投資しても有利になる可能性はそこまで大きくないですね。

QQQのシミュレーション結果

1月から10月までの計算例(100万円分)
年一括投資月積立投資
単価数量購入額数量購入額繰越
202012313.7288,7852627282
2021314.63944247
2021314.13942214
2021319.13957165
2021338.031,01461
2021333.92668302
2021354.431,063148
2021364.62729327
2021380.031,14097
2021358.02716290
合計288,7852388,801

年一括投資は、9,091ドル(100万/110円)/313.7ドル=28.97…よって28株となります。

月積立投資(12月)は、909ドル(10万/110円)/313.7ドル=2.89…よって2株、繰越は282ドルで次月の購入金額に上乗せします。

現在の株価は374.1ドル(2021.10.22現在)になります。

年一括投資の結果は、損益率+19.2%、損益額+1,960ドル

月積立投資の結果は、損益率+10.5%、損益額+926ドルになります。

過去5年の結果

損益率を1年単位で比較しています。年一括投資が圧勝しています。コロナショックの2020年でも年一括投資の方が損益率は良かったです。

過去5年の合計をまとめます。

年一括投資:損益率+142.0、損益額+89,553ドル(985万円)

月積立投資:損益率+120.0%、損益額+73,470ドル(808万円)

QQQのチャート
yahoo financeより

投資対象が右肩上がりだと年一括投資の方が有利なのが分かります。時間的になるべく早く投資して有利になる理由は投資対象がその後に上昇する期待があるのが前提ですね。

まとめ

損益額をまとめます。

過去5年年一括投資月積立投資
VOO517万円438万円
SPYD134万円127万円
QQQ985万円808万円
過去10年年一括投資月積立投資
VOO2,027万円1,668万円
SPYD
QQQ1,961万円1,658万円

SPYDは2015年に設立なので過去10年分のデータはありません。

まとめると、投資対象は右肩上がりに上昇する銘柄選びが最も大事ですね。その上で年一括投資が有利です。

但し、未来に上昇する銘柄は誰にもわかりません。過去のデータは振り返れますが、未来が過去のデータのままだとは限りません。

このデータを基に来年の投資ルールを改めて策定していきます。

結局、米国市場の上昇に我が資産を預けるのみです。 分散投資、積立投資を続けます。Myルールを守って淡々と買い増すのみです。良い時も悪い時も継続する事が資産増の近道と信じています。

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