新興国ETF(VWO,IEMG,SPEM)を調べてみました。

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私は2020年から米国投資を始めました。米国投資を始めて15ヶ月になります。
2040年までには経済的自立(FIRE)を目指しています。残り19年です。
毎月約20万円を積立投資で米国株を買っています。
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新興国ETFの概要

アセットロケーションに新興国ETFの組み入れを検討しています。総資産の市場価格が高く、大手3社のETFを調べてみました。

ティッカー    VWO        IEMG    SPEM
名前バンガードFTSE
新興市場ETF
iシェアーズコア
MSCI新興市場ETF
SPDRポートフォリオ
新興市場ETF
会社バンガードブラックロックステートストリート
経費率0.10%0.11%0.11%
資産額77.32億ドル76.53億ドル60.5億ドル
ETF.comより

同じような規模で経費率も低いものを抽出しました。大きな違いは見当たりません。

新興国ETFのPER,PBR

新興国ETFの数字で表せる価値になります。

ティッカー   VWO      IEMG      SPEM   
保有銘柄数5,0602,5152,599
株価収益率(PER)19.219.9716.37
株価純資産倍率(PBR)2.22.161.44
配当利回り1.80%1.80%1.81%
各会社のホームページより

各ETFで微妙に違いがあります。

新興国ETFの投資先割合

国別の投資割合になります。

ティッカー   VWO      IEMG      SPEM   
中国43.1%36.07%36.06%
台湾17.4%14.26%15.26%
インド11.1%10.40%12.66%
ブラジル4.9%4.51%5.11%
南アフリカ4.2%3.76%4.32%
各社のホームページより

IEMGは韓国に13.26%、SPECは香港に6.76%です。

個別投資先では各社とも、台湾セミコンダクター、テンセント、アリババが上位3社になります。

新興国ETFのリターン

大事な大事な成績表になります。税引き後の値です。各社の発表の値ですが、前提が全て正しいとは限らないので参考程度です。

ティッカー   VWO      IEMG      SPEM   
1年9.25%18.18%19.23%
3年4.31%5.81%4.39%
5年9.23%12.25%11.76%
10年2.23%3.36%
各社のホームページより

3年、5年スパンで見ると、IEMGが一番良い数値になります。そこまで大きな差は無いと思っています。

新興国ETFの株価推移

直近1年の株価推移です。濃い青がVWO、黄色がIEMG、薄い青がSPEMになります。

直近5年の株価推移です。濃い青がVWO、黄色がIEMG、薄い青がSPEMになります。

直近15年の株価推移です。濃い青がVWO、黄色がIEMG、薄い青がSPEMになります。

まとめ

新興国ETFを調べてみました。結果は、中国・台湾を主な投資先となっており、新興国に中国が組み込まれていることがわかります。米中覇権争いが言われますが、個人GDPからしたら中国は新興国扱いになるようです。新興国が投資先として魅力を感じるかどうかは、中国が投資先として魅力を感じるかどうかと言えます。

3社で比較しましたが、ほとんど大きな違いはありません。直近1年の株価推移もほとんど変わりありません。例えば、ETFの歴史や経費率を重んじるならVWO、中長期のリターンを重んじるならIEMG、短期のリターンを重んじるならSPEMと選ぶ基準の価値観により変わると思います。

私は分散投資の観点からアセットロケーションの10%を新興国に投資したいと考えています。但し、どの銘柄も設定来の高値圏になります。投資タイミングは難しいと感じています。これから先、少しずつ買い増しを始めたいです。

今後も分散投資、積立投資のMyルールを守って投資を続けます。

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