配当金生活なんてできるの?
仮に一億円あったらできそうな気がします。
それで何の銘柄に投資するの?
配当金生活を夢見て今から有力銘柄を紹介します。
2023年4月追記
米国ETFとVYMについて
- 米国ETFの特徴
- VYMの概要
- VYMのセクター比率
米国ETFの特徴
ETFとは「Exchange Traded Funds」の略となります。米国ETFは、米国の証券取引所に上場し、市場で売買できる投資信託となります。
特徴は市場に上場している点となります。上場しているので株式の売買と同じように市場が開いている時に売買が可能です。
投資信託なので様々な指数に連動する商品となります。米国の場合だとNYダウ工業株30種平均指数やS&P500指数や特定のテーマに連動するなど多くの指数に対応しています。
分散と言う意味ではひとつのETFで多くの株式を保有しているのと同じ意味になります。リスク分散の意味では非常に有用な商品となります。
米国ETFのVYMの概要
まずはスペックとなります。運用会社・開始日・経費率・運用資産となります。
発行元 | バンガード |
開始日 | 2006年11月10日 |
経費率 | 0.06% |
運用資産 | 469.6億ドル |
ベンチマーク | MSCI USA IMI ハイイールド配当指数 |
特徴は公式ホームページからの引用します。
バンガードより
- 高い配当利回りを特徴とする企業の普通株の投資収益率を測定する FTSE® 高配当利回り指数のパフォーマンスを追跡することを目指しています。
- 平均以上の配当利回りが予想される株式のパフォーマンスを追跡する便利な方法を提供します。
- 受動的に管理される完全なレプリケーション アプローチに従います。
- 株式数は440社
高い配当利回りを特徴とする企業の普通株の投資収益率の440社で構成されています。
また経費率0.06%であり非常に少ないのが特徴です。
セクター比率
セクター | 割合 |
金融 | 21.1 |
ヘルスケア | 14.2 |
生活必需品 | 12.5 |
資本財 | 10.5 |
エネルギー | 10.3 |
一般消費財 | 8.7 |
公共事業 | 7.4 |
情報技術 | 6.3 |
通信サービス | 4.8 |
素材 | 4.2 |
各セクターで分散されているのが特徴です。配当を目的としているので安定したビジネスモデルのセクターの銘柄が多く選ばれています。
銘柄比率
米国株式で高配当で有名な企業が並んでいます。自分で組むよりよっぽど簡単に分散されているのがありがたいです。
配当金と株価推移
- 配当金と利回り
- 株価と配当利回り
- 元本回収期間
配当金と配当利回り
左軸は配当金の金額[$]、右軸は配当利回り率[%]です。
配当利回り[%]=各年の配当金[$]/前年の最終稼働日の株価[$]です。
毎年、3%を超える配当利回りのパフォーマンスを出しています。過去7年の平均利回りは3.23[%]となります。
2022年の配当金は3.2518[$]となっています。
株価と配当利回り
配当利回り[%]=各年の配当金[$]/前年の最終稼働日の株価[$]となっており、株価が上昇し配当金が変わらなければ配当利回りは下降します。逆に株価が下降し配当金が変わらなければ配当利回りは上昇します。
上場以来、株価は右肩上がりで上昇しています。2006年の50.5[$]から2023年は108.0[$]となっており、約2倍まで成長しています。
過去7年の株価トレンドラインも上向きです。設定当時より上昇率は下がっています。株価シミュレーションでは過去7年の値を採用します。
線形の方程式によると、株価=6×n年+67.9となります。変動分株価は固定株価に対して約11.3倍となり、株価は毎年1.088倍増える計算結果です。
元本回収期間
過去7年の平均配当利回りが3.23%となり株価は毎年1.088倍上がる試算となりました。その結果、元本を回収できる期間は6年となります。
仮に100万を投資した場合、毎年配当金をゲットし株価が上昇したシミュレーションになります。10年後には100万円が263万となります。
まとめ
仮に一億円あったら投資したい高配当銘柄米国ETFのVYMについて分析しました。株価もかなり上昇している点がポイントとなります。
あくまで過去の株価から試算した結果なので今後もこのような上昇となるとは限りません。但し、元本回収まで9年とは魅力的な商品となります。この期間は相当短いと感じております。
今から9年後の生活を夢見て投資元本を増やすしかありませんね。今は、コア銘柄にVOO、QQQ、VGT、VIGとして投資の上積みを行っています。いつか配当等銘柄にシフトできるようになりたいです。
よろしければ、応援お願いします。
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