【2021年7月】米国ETFは今後どのセクターに投資すべきかを考えます。

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管理人のれいしんです<br>
管理人のれいしんです

私は2020年から米国株投資を始めました。

米国株投資を始める目的は、経済的自立になります。

目標金額はズバリ1億円です。

2040年までの20年間という時間軸で考えています。

毎月、20万円分の米国株を買うルールを設けています。

投資模様・生き様をこのブログで紹介します。

ハイテクは今後も強いの?

そう思うけど、他の分野も伸びるかもね

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他の分野は何があるの?

米国株は11のセクターで分類分けされているよ

11のセクターについて確認します。

  • 11のセクターの種類は?
  • S&P500の割合は?

と気になる人が多いと思います。

そこで、11のセクターの今後について考えます。

見出し
  • 今後の投資先に迷っている方
  • S&P500のセクター割合について知りたい方
  • リーマンショック後の株価を知りたい方

に向けた記事です。

米国株のセクター種類

米国株のセクター一覧

セクターとは、分類分けになります。

セクターバンガード社の主なETFS&P500の割合
1生活必需品VDC7%
2ヘルスケアVHT15%
3公益事業VPU3%
4情報技術VGT24%
5資本財VIS8%
6エネルギーVDE3%
7通信サービスVOX11%
8一般消費財VCR11%
9金融VFH13%
10素材VAW2%
11不動産3%

投資先の例としてバンガード社のセクターETFを挙げました。米国ETFの主な運用会社はバンガード社、ステートストリート社、ブラックロック社があります。どの会社も世界を代表する運用会社です。

S&P500の割合は著者調べです。過去に証券会社からS&P500の会社データからまとめました。

情報技術、ヘルスケア、金融セクターでS&P500の52%となっています。

リーマンショックの概要・チャート

リーマンショックは2008年9月に起こった株価暴落になります。リーマンブラーズ社が経営破綻し、世界的に株価下落・金融危機が発生しました。

過去の暴落時のセクター別株価を確認します。

セクター別のチャート

2008年7月から2011年7月のチャート

バンガード社のセクターETFとVOO(S&P500)とDIA(ダウ平均)を比較しています。

リーマンショックの暴落時はほぼどのセクターも下がっています。その中でもVDC(生活必需品)とVHT(ヘルスケア)の影響は小さい事が分かります。

その後、2011年7月ではVCR(一般消費財)、VGT(情報技術)、VDC(生活必需品)が大きく上昇している事が分かります。

2008年7月から2014年7月のチャート(上記チャートの3年後)

2011年7月ではVHT(ヘルスケア)、VCR(一般消費財)、VGT(情報技術)、VDC(生活必需品)が大きく上昇している事が分かります。

  • 金融危機ではVDC(生活必需品)とVHT(ヘルスケア)の影響は少ない。
  • 暴落時からの回復はセクターは3年後、6年後でセクターに変化はない。
  • 金融危機からの回復は、VHT(ヘルスケア)、VCR(一般消費財)、VGT(情報技術)、VDC(生活必需品)の上昇率が高い。

コロナショック時の株価

コロナショックは2020年2月末に発生しました。株価が暴落しました。

まだまだ生活面ではコロナ以前と同じようになりませんが株価は順調に回復しています。

セクター別のチャート

直近2年のセクター別のチャート

コロナショックの暴落時はほぼどのセクターも下がっています。その中でもVGT(情報技術)の影響は小さく、VDE(エネルギー)の影響が大きい事が分かります。

現在、2021年7月ではVGT(情報技術)、VCR(一般消費財)、VOX(通信サービス)が大きく上昇している事が分かります。

2021年のチャート

直近1年だと、VDE(エネルギー)が大きく上昇している事が分かります。

  • コロナショックではVGT(情報技術)の影響は少ない。
  • コロナショック後からの回復は、VGT(情報技術)、VCR(一般消費財)、VOX(通信サービス)の上昇率が高い。
  • 直近1年ではVDE(エネルギー)が大きく上昇している。

リーマンショックの暴落から学ぶ事

株価の回復だけを単純に捉えると、暴落から3年後に上昇しているセクターは、6年後も上昇率が大きいままである。

リーマンショックは金融危機だったので、関連の少ないセクターは暴落後も堅調に上昇している。

以上からコロナショック後に回復しているセクターは今後も上昇する可能性が高いと言える。

現在だと、VGT(情報技術)、VCR(一般消費財)、VOX(通信サービス)関連は今後も上昇する可能性が高いと言える。

今後は、VGT、VCR、VOXをどのぐらいの割合で投資するかが重要になります。バックテストを駆使しながら良い割合を探っていきます。

まとめ

セクター別のチャートから投資先を考えてみました。

当たり前ですが投資は、未来(時間軸)へするものです。過去は良くても今後も良いかどうかは誰にもわかりません。

セクター別のチャートは未来の予想材料として役立つ事があると思います。私も毎月米国株購入していますが、投資先の見直しに役立ちます。

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